国土交通省は1月27日、事故や渋滞など課題のある改良が必要な踏切として42都道府県の計529カ所を追加指定し、2020年までに対策を講じるように鉄道会社と自治体に義務つけた。
今回の指定は改正踏切道改良促進法に基づくもので、歩道が狭い、交通量が多いなどの課題のある踏切や開かずの踏切などを指定し改良の対象としている。
町田市では柿生4号踏切(能ケ谷480の2)、鶴川1号踏切(能ケ谷1の14の1先)、鶴川5号踏切(玉川学園2の21)の小田急線鶴川駅周辺、玉川学園前駅周辺で3カ所、大戸踏切(相原町1231の9)の相原駅周辺で1カ所の計4カ所が指定された。
4つの踏切とも自動車および歩行者の交通量が多く、渋滞や歩行者の滞留が多く発生している場所として指定され、特に鶴川駅そばの鶴川1号踏切は事故多発踏切としてしても指定されている。
柿生4号と鶴川5号では、2006(平成18)年度にカラー舗装を実施し、車・歩道を事故防止のため色分けしているが、2011(平成23)年には鶴川5号踏切で事故が発生している。ここは踏切前後の道路幅より踏切内の幅が狭いため、地元からも拡幅の要望があり、道路管理者である町田市と鉄道事業者である小田急電鉄で踏切拡幅を検討している。
相原駅前の町田街道と横浜線が交差する大戸踏切は慢性的に渋滞が発生している。相原駅前の町田街道は都が管理し(3・3・36号線)、立体交差化への計画が進められている。東京都の都市計画事業認可は2014年に取得。
線路の下に道路を通す予定で側道なども建設する予定。踏切下の工事が2021年から、都道の拡幅工事などは2024年からを予定し交渉が進められている。
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