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ICT(情報通信技術)を活用 帰宅困難者を見守る 市内ベンチャー共同開発

社会

掲載号:2017年10月19日号

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実証実験中の様子((株)アジラ提供)
実証実験中の様子((株)アジラ提供)

 町田市はこのほど、認知症サポーターの協力を得て、ICT(情報通信技術)を活用した高齢の帰宅困難者を見守るサービスの実証実験を行った。この技術は富士通株式会社(以下、富士通)と創業支援施設「町田新産業センター」に入居する株式会社アジラ(同、アジラ)の両社が共同開発した。

 この技術は、スマートフォンの専用アプリを使って帰宅困難者を特定し、家族によって事前登録された画像とマッチングさせることで位置などを知らせて保護する仕組みだ。富士通のクラウド型IoTデータ活用基盤サービス「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」と、アジラの画像認識技術を活用。家族が帰宅困難者をカメラで撮影し、服装と色を認識させることで登録が完了して利用できる。プライバシーに関する配慮から顔はモザイク処理され、撮影したスマートフォン内には画像データも保存されない。

 当日は町田市と市内の認知症サポーターが協力。高齢者、家族、サポーターのそれぞれの役割に分かれて実証実験を行った。

 家族役は事前に帰宅困難者役を撮影してアプリに登録。サポーター役が街中で見かけた帰宅困難者を撮影することでその画像とのマッチング情報を家族役に通知して位置を確認。実験中は不具合もなく、帰宅困難者役と家族役が無事に出会うことができて成功に終わった。

 アジラの最高技術責任者、相澤純一氏は「サポーターがカメラで写す際に正面からは撮影しづらい、場所が特定できても家族が駆け付けたときにはすでに移動しているなど、考えていかなければならない点も見つかった」と話す。また、今後もこうした実験を重ねて行くことで近い将来の実用化を目指す考えだ。

 現在町田市には約2万人の認知症サポーターが登録。市はIoTサービスをはじめとした地域のネットワークを構築し、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、見守りのための体制づくりを進めていくという。

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