市はこのほど2020年度予算案を発表、この案は2月21日(金)から開かれる市議会定例会で審議される。一般会計予算と特別会計予算の総予算額は2876億9931万円で過去最大の規模。市税が伸び悩む一方で、社会保障費や消費税率引き上げなどの影響により歳出は増大。厳しい財政状況が続く中での予算編成となった。
新年度予算案は対前年度比158億3762万円増。うち一般会計予算には1661億389万円で、63億4328万円が増加している。
これは現在、町田リサイクル文化センター敷地内に整備が進んでいる町田市バイオエネルギーセンターに加え、資源ごみ処理施設2カ所(相原地区・上小山田地区)を含む「循環型施設整備事業」に54億5千万円、多目的グラウンドやテニスコートなどの整備を含む「野津田公園スポーツの森整備事業」に30億5千万円、小学校と中学校の体育館に熱中症対策と教育環境の改善・避難施設の環境整備を図ることを目的にした「小・中学校体育館空調設備設置事業」に11億8千万円を増加したため。
新規は教育・まちづくりに重点
市5カ年計画17―21における主な取り組みで5事業、公共施設等維持保全事業などの取り組みで7事業を新規事業として追加。うちパソコンやプロジェクターなどのICTを活用した「教育の情報化推進事業」や町田ならではの英語教育「えいごのまちだ事業」など、子どもたちの将来に繋がる事業をはじめ、町田薬師池公園四季彩の杜整備事業などのまちづくり事業にも重点を置き、未来を見据えた事業が積極的に取り込まれた。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|