町田市が65歳以上(昭和32年4月1日以前に生まれた人)の一般の高齢者約11万人を対象とした新型コロナワクチン接種を始める。5月20日(木)の町田GIONスタジアム(野津田公園)で行う大規模集団接種からスタートし、7月には終了する予定だ。なお、医療従事者、高齢者施設の入所者及び従事者を対象とした接種はすでに始めている。
市によると、大規模集団接種についてはこれまで調整を続けてきた。保健所保健予防課の中村明照臨時接種担当課長は「大規模な集団接種を行うにあたり人手を集める目安がつき、対応できる従事者を確保することができた」と話し、1回目が5月20日と27日、2回目が6月10日と17日の各木曜、町田Gスタを会場に1日1800回の接種を行う。また、公共施設で行う集団接種は生涯学習センター、忠生・鶴川・南・堺・小山の各市民センター、成瀬コミュニティーセンターの7カ所。1週間で4000回の接種を目指す。
また、すでに行っている医療従事者(約5千人)への接種は、一般の高齢者へのワクチン接種が始まる5月20日までには2回目を終える。
予約はネットか電話で
65歳以上の市民には5月15日(土)までに届くよう接種券を発送。17日(月)午前8時30分からインターネット(町田市新型コロナワクチン接種予約サイト・24時間受付)または電話(町田市新型コロナワクチン接種予約センター【電話】042・785・4117。午前8時30分〜午後7時)で予約を受け付ける。接種を希望する全員が予約でき、予約が困難な人には高齢者支援センター、地域障がい者支援センターで予約方法の相談や支援を行う。
個別接種会場は接種券に同封
一方、ワクチン接種の中心となる、かかりつけ医(病院・診療所)で行う個別接種については接種券に同封するチラシ(実施場所一覧表)で案内する。接種の目安は1週間で1万8600回。市内の対象高齢者約11万人のうちの8、9割が接種すると見込む。
「ワクチンは東京都から高齢者の人口に比例して配布され、町田市では接種を希望される方全員分のワクチン数を確保している」と石阪丈一市長。計画通りに進めば、高齢者のワクチン接種は7月には終了する。
高齢者以外は7月から
今後も随時ワクチンが入荷する予定で、16歳から64歳までの市民への接種券発送や予約は7月、接種開始は8月を目標にしている。ただし、国(厚生労働省)からのワクチンの供給量によっては接種時期がずれる可能性もある。接種・接種券に関する問合せは、新型コロナワクチン相談コールセンター【電話】042・732・3563(午前8時30分〜午後7時)へ。
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