一般社団法人町田青年会議所(町田JC。伊藤秀俊理事長)が町田におけるSDGs推進に向け、視点を変えながら積極的に取り組んでいる。年間を通じて企業や教育現場、自治体の現状と課題を把握し、意識変革へ導くことが目的。6月18日(金)には市立つくし野中学校の柳田拓史校長を講師に、教育視点のSDGs講演をオンラインで開く。
SDGsを根付かせるため、今年度から本腰を入れる町田JC。2月度の例会では「学ぼうSDGs〜持続可能な社会への一歩」と題し、なぜこの活動が採択され、推進されるのかをメンバー間で共有。4月度事業「知ろう町田のSDGs」の企業視点に続き、6月度の事業は教育視点がテーマだ。「つくし野中学では柳田校長を中心にSDGsに関する教育を行っている。生徒に与えた影響や教職員の変化など、教育機関の現状や課題を考察できれば」とSDGs推進委員会の大滝淳平委員長(=人物風土記で紹介)は話す。
8月度事業では町田市企画政策課の山田雄介氏を迎え、行政視点のSDGsについて市の現状を把握したいと考えている。その後、学んだことを基に行動を起こし、行政とパートナーシップを結び、協働して2030年に向けて行動するためのロードマップを描く。
つくし野中学の取組
つくし野中学校では2020年4月からSDGsに関する教育を開始。柳田校長は「子どもたちがやがて社会に出ていく上で、今からこの活動の根本的な考え方を身に付けておくことが大切」と語る。持続可能な未来の担い手に向け、教育者がどこまで視野を広げていけるかに重点を置き、これからも推進を図っていくことを意識している。講演では「教育現場の現状を背伸びすることなく、ありのままに話したい」と答えた。
この講演はビデオ会議システムのzoomを使って行い、誰でも参加することができる。午後7時30分開始。(問)町田JC事務局【電話】042・725・7565
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