地域固有の自然などを貴重な資源として積極的に利活用し、魅力ある地域づくり活動をしている団体などを国土交通省が選定し表彰する手づくり故郷賞に、「大戸源流森の会」(花形亮一会長・会員約50人)が選ばれた。
大戸源流森の会は、大戸緑地で2003(平成15)年から、公園の暫定的な管理を東京都と実施、公園内の維持管理活動に加え、道標、ベンチの設置やハイキングコースの整備などを行ってきた。また、地元小中学生・保護者を対象とした木工作りや森林体験などレクリエーションも行い、地域の教育普及活動にも積極的に協力していることなども評価された。
同会は相原まちづくり協議会や相原保全協会、大自然塾ボランティアのメンバーのほか地元有志も参加し、月2回の会合のほか市内イベントにも参加し年間で30回以上活動している。
花形会長は「会を設立する前は地元に居ても、大戸緑地のことをあまり知らず、『こんないい場所があったのか』という思いでした。これからも仲間の輪を広げて新しい公園づくりをみんなで成し遂げたい。住民の活性化につながれば」と抱負を話している。
手づくり故郷賞は全国各地の地域づくりに優れた取り組みを表彰するもので、1986(昭和61)年に創設され、今年度で25回目。
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