神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2013年1月17日 エリアトップへ

法政大陸上競技部 7年ぶりシード獲得 箱根駅伝で総合9位 「来年守って実力に」

公開:2013年1月17日

  • LINE
  • hatena
来年を見据え、3年の田子祐輝・新キャプテン(右から3人目)の下、新体制のチームでの強化は既に始まっている
来年を見据え、3年の田子祐輝・新キャプテン(右から3人目)の下、新体制のチームでの強化は既に始まっている

 今月2・3日に開催された第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、総合9位(総合11時間26分40秒)でシード権を獲得し、来年の同大会出場を決めた法政大学陸上競技部。「予想以上の出来」と成田道彦駅伝監督、坪田智夫コーチとも口を揃えた同大会。次回出場に向け、出場選手や新キャプテン=写真=らに今年の抱負を聞いた。

 昨年秋の予選会で9位に滑り込み、3年ぶりの箱根出場となった同大学。その後も「予選会を走った主力選手が2人故障で抜け、ギリギリの状況」(坪田コーチ)だったという。だが、1区でゴール近くまで東洋大・明治大とトップを争った西池和人選手と4区・黒山和嵩選手が区間3位、山登りの5区で8人抜きを演じた区間2位の関口頌悟選手など、2年生選手が健闘。激しい向かい風で、2校が低体温症で棄権を余儀なくされた中、往路をトップ・日本体育大と5分24秒差の5位で終えた。

 また、「選手層の余力がない」(成田監督)という復路でも、「後ろの選手にペースを作ってもらった」(9区・松田憲彦選手)と、7区以降、続いた後続の猛追を耐え、アンカーの3年生・高梨寛隆選手が笑顔でゴール。7年ぶりのシード権獲得に湧いた。

 だが、「自分は普通どおり走っただけ。ほかの大学が崩れた結果」(5区・関口選手)、「チームの役割は果たしたが、区間賞をねらっていた個人では赤点」(1区・西池選手)、「コーチからは評価されたが、ゴール直後は、抜かれたので悔しかった」(8区・藤井孝之選手)など、自己評価は総じて辛め。坪田コーチも「シード権のプレッシャーがかかる来年こそ勝負」と気を引き締める。今年の目標である「出雲・全日本の3大駅伝への出場と、次回の箱根は総合8位でのシード権の堅守」に向け、チーム全体で、更なる実力の底上げに挑む。
 

町田版のトップニュース最新6

観光スポットとして定着

原町田七福神

観光スポットとして定着

活性化目指し15年

4月25日

美大生の卒業後 応援

市内画廊

美大生の卒業後 応援

展示 若者に無償

4月25日

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

チーム盛り上げ、20年

ゼルビアスポーツクラブ

チーム盛り上げ、20年

教室運営 地域とつなぐ

4月11日

名物商店街 今月、代替わり

名物商店街 今月、代替わり

町田仲見世 歴史引き継ぎ

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook