町田市は19日、2014年度の補正予算案と15年度の当初予算案を発表した。補正予算案は、主に国の緊急経済対策の補正予算を受けたものでプレミアム商品券事業などが盛り込まれた。当初予算案の一般会計は過去最大の1428億円を計上した。
補正案によると、町田商工会議所が実施するプレミアム商品券事業「キラリ☆まちだプレミアム商品券」に2億5400万円を計上した。商品券を1セット1万円で販売し、プレミアム分は2000円が付いてくる仕組み。10万セットの販売を予定している。事業費の内訳はプレミアム分の2億円と事務経費の5400万円。町田市は、今年夏の中元セールに間に合うように実施する予定だという。計画では1人5セットまで購入することができる。
ほかに、創業支援事業として創業支援施設の確保などに4千5百万円、多摩境駅そばに「子どもひろば」を整備するために5000万円、新たな交通システム検討のために1200万円を計上した。
一般会計対前年比2.1%アップ
15年度の一般会計と特別会計を合わせた総予算額は2608億円で、対前年度対比で4・1%アップ。一般会計だけを見ても、前年度対比2・1%アップとなった(14年度前の2月に市長選があったため、当初予算は骨格予算だったため6月補正後の予算額と対比)。
一般会計のうち、民生費が昨年に続き構成比で50%を超え、51・8%となった。
主な事業として、保育所の待機児童の減少、子育てしやすい、働きやすい社会をつくるために「子ども・子育て支援新制度」に135億円、民間保育所や認定こども園の整備などにより定員増を図る「待機児童解消対策事業」に4億6000万円、多摩都市モノレール延伸促進事業に5000万円、小田急多摩線延伸促進に1000万円など。
3月27日の市議会本会議で議決される見込み。
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