町田市をホームタウンにしているラグビーチーム「キヤノンイーグルス」は15日、トップリーグ今季初戦を神戸製鋼と対戦し、惜しくも18―23で敗れた。今季新加入した南アフリカ代表ウィリー・ルルー選手(フルバック)は緩急織り交ぜた巧みなステップを魅せ、スタンドを沸かせた。
国内最強のチームが集まるジャパンラグビートップリーグに所属するキヤノンイーグルス。16チームがA・Bグループに分かれリーグ戦で戦い、上位4チームずつが頂点を目指してトーナメント戦に進出する。
キヤノンイーグルスは昨年7位。キャプテンの橋野皓介選手(スタンドオフ)は、「分析して、戦術を考える賢いラグビーで更に上位を目指す」と抱負を話す。
第2節以降は、NTTドコモレッドハリケーンズ(21日(土)・山口県)、コカ・コーラレッドスパークス(29日(日)・大分県)、NECグリーンロケッツ(12月5日(土)・高知県)と続く。12月19日(土)には、町田市立陸上競技場でトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦する(午後1時30分キックオフ)。さらに五郎丸歩選手が所属するヤマハ発動機ジュビロと12月26日(土)、秩父宮ラグビー場で対戦(午後11時40分)。
11月11日、町田市小野路町にあるキヤノンイーグルスの練習場キヤノンスポーツパークに新加入のウィリー・ルルー選手が初めてキヤノンのユニホームを着て姿を見せた。
10月まで行われていたラグビーワールドカップに南アフリカ代表として出場し、3位に輝いたルルー選手。練習に初参加した際には、練習内容や戦術、選手の動きなどコーチや選手と確認し合いながらコミュニケーションをとっていた。初戦の神戸戦に途中出場し、1トライのほか、相手の2つのトライを阻止するタックルを決めるなどチームとの連携もかみ合っている。「考えるラグビー」で頂点を狙う。
※日本代表としてラグビーワールドカップに出場したキヤノンイーグルスのアイブス・ジャスティン選手のインタビューを来週以降に掲載予定。
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