町田市は2歳児までの保育ニーズの高まりに応えようと、保育の受け皿の確保、保育人材の確保・定着を柱とする待機児童解消に向けた緊急的対策を11月から開始した。
保育を必要としながら保育所などに入所させることができない児童の保育の受け皿を確保するために、定期利用保育の利用時間を1日11時間までに拡大した。
これまで定期利用保育の利用は1日あたり8時間で週2回以内などと決まっていたが、11月からは、1日あたり11時間で週5日以内の利用が可能となった。利用可能な園は14園。
定期利用保育は就労・就学・通院などの多様な保育ニーズに対応することを目的に、継続的に子どもの保育を利用することができる事業で、一時保育事業の一つ。定期利用保育は2歳までの低年齢の就学前の児童を中心に利用されている。
また保育士など保育人材の確保・定着を図るため、保育士・看護師・保健師の資格を有する常勤職員のために宿舎の借り上げを行う認可保育所、認定こども園(認可保育所など)に対する補助の内容を拡充する。
これまで保育園などが借り上げる宿舎に入居させる保育士などにかかる採用後の年数要件を撤廃し、今後は任用後5年を超える保育士なども対象となった。対象の経費は宿舎の賃料、管理費、更新料、礼金(補助基準額上限=月82000円/戸)。
利用規定など詳しくは町田市子ども生活部保育・幼稚園課【電話】042・724・2137へ。
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