合わせて「183歳」で入賞 富士フィルム営業写真コンテスト
大和南で「家族写真館スタジオ笑顔」を経営する前田浩見さん(80歳)が、上草柳に住む高橋ハツ子さん(103歳)をモデルに撮影した写真が、富士フィルム(株)主催の「営業写真コンテスト」でテーマ賞に選ばれた。
このコンテストは、全国にある写真館のプロカメラマンを対象にしたもの。48回目の今年は、日本各地から1万1342点の作品が寄せられ、審査の結果、先月末に145点の入賞作品が選出された。
前田さんが受賞したのはテーマ賞「一般写真の部」。80歳での入賞は、同コンテストの最年長入賞記録だという。作品は茶色いコートを羽織ったハツ子さんが、口元に手をあてて微笑んでいるもので、「マーダ103歳よ」というタイトルだ。
2人が出会ったのは今年の6月。あるパーティーで高橋さんを見かけた前田さんが、その気品の良さと笑顔に魅了されてモデルとしてスカウトした。声をかけられた高橋さんも照れながらも快諾。民舞の先生として70歳まで舞台に立っていた経験からか、緊張せず自然体で撮影に臨んでいたという。
高橋さんは自身の写真が入賞したと聞き、「きれいに撮ってもらえて、本当に嬉しい」と微笑む。前田さんも「今回賞が取れたのは、モデルを務めてくれた高橋さんのおかげ。今後もお客様の素敵な表情をとらえられるよう、生涯現役のつもりで勉強して行きたい」と笑顔で振り返っている。
この写真は現在、同店の店頭で掲示中。12月からは東京や大阪などにある富士フィルムサロンで巡回展示される。
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