12月定例会が開会中の大和市議会(大谷仁議長)は、週明けの16日から3日にわたり本会議を開き、今年最後の一般質問を行う。11日までに23人が質問内容を通告した。
今定例会では、議員提案で可決成立し4月に施行された「大和市商業振興条例」や12月定例会初日に同じく議員提案で可決された「大和市議会基本条例」に関連する質問が焦点。ほかにも福祉、教育、都市整備、防災など事前通告には各議員が取り組む懸案事項が盛り込まれている。
懸案の大和駅東側第4地区再開発事業は、今年2月の市議会臨時会で総額119億円の債務負担行為を可決し、すでに建物の実施設計が進んでいるため関連する質問は少ない。
主なテーマは次の通り=敬称略、カッコ内は会派。
■12月16日(月)
◎吉澤弘(公明)/固定資産税・都市計画税の毎月納付、福祉施設の指定管理者制度、◎山田己智恵(公明)/新図書館の「特徴あるサービス」、小中一貫の英語教育、◎鳥渕優(公明)/大和型防災マンション、レセプトを活用したデータヘルス、◎窪純(共産)/特定秘密保護法の基地対策への影響など、憲法、大和市平和都市宣言、◎大波修二(無所属)/秘密保護法、市内企業の活性化、防災体制、地域公共交通、◎平田純治(新政クラブ)/渋谷東地区体育振興会、交通指導員、大和市政、引地川公園ゆとりの森、◎河崎民子(神奈川ネット)/女性が意欲と能力を発揮する社会、中央林間と内山地区の街づくり、事務・権限獲得
■12月17日(火)
◎井上貢(新政クラブ)/高齢者身分証明書、請願採択後の行政の対応と結果報告、議会基本条例と市長答弁、◎桝田和広(公明)/健康マイレージ制度、シニア男性の子育て支援への活用、◎中村一夫(新政クラブ)/教育問題、図書館、道路、荒廃農地の活用、ポイ捨て条例ほか、◎中村優子(神奈川ネット)/鶴間交差点付近の安全対策、大和駅周辺の安全、介護保険制度の改正、◎堀口香奈(共産)/小児医療費助成制度の拡充、市民課での個人情報の取り扱い、農地保全、◎小倉隆夫(新政クラブ)/未整備の北部地区の広域避難場所、中学校のクラブ活動、子どもの交通安全、◎山本光宏(みんなの党)/大和市におけるビッグデータ・オープンデータ、厚木基地、◎赤嶺太一(明るいみらい)/小中学校の防災・災害対策、障がい者の防災・災害対策
■12月18日(水)
◎町田零二(明るいみらい)/高齢者の居場所、災害時要援護者対策、シティセールス、◎三枝修(無所属)/市長は市民のために尽力しているか、教育長は子どものために力を尽くしているか、ほか、◎佐藤正紀(みんなの党)/孤立した市民へのサポート、情報保護と情報公開、◎古谷田力(大和クラブ)/大和市の医療、市の施設と地域経済対策、市の伝統文化、◎菊地弘(新政クラブ)/都市農業、(仮称)大和市商業戦略計画、特別養護老人ホームの待機者対策、◎二見健介(新政クラブ)/下水汚泥の燃料化、上草柳地域、消防署内訓練設備、◎青木正始(新政クラブ)/地域コミュニティ、雨水・汚水・河川対策、災害時の情報収集、引地川公園ゆとりの森、◎宮応扶美子(共産)/保育問題、大和駅東側第4地区公益施設―。
本会議は各日とも午前9時から。一般質問の通告一覧は市議会ホームページなどで閲覧できる。定例会は20日の本会議で議案採決して閉会する。
問い合わせは大和市議会事務局/【電話】046・260・5503へ。
※正・副議長と監査委員の3人は、慣例により一般質問はしない。
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