大和版 掲載号:2014年1月1日号
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新春インタビュー 健康寿命日本一めざす 黒岩知事、抱負語る

インタビューに答える黒岩知事
インタビューに答える黒岩知事

 新年の幕開けにあたり、本紙では黒岩祐治神奈川県知事に単独インタビューを行った。知事は、「いのち全開宣言」に基づく施策や東京五輪に向けての基本姿勢など、2014年度の取り組みに対する意欲を語った。

 ――まずは2013年の振り返りをお願いします。

 「昨年は『ヘルスケア・ニューフロンティア』という構想を掲げて突き進んできました。そして、そのうねりを実感できた年でした。2月には『さがみロボット産業特区』の指定を国から得、それ以前から取り組んでいた『京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区』と連動させ、最先端の医療・介護を追求する体制ができました。それとともに、 ”未病を治す”という考え方の普及に注力してきました。超高齢社会を『最先端の医療・最新技術の追求』と『未病を治す』という2つのアプローチの融合で乗り切る”神奈川モデル”を、米国をはじめ世界でアピールできたこと、これが昨年一年の中で最大の成果だったと思っています」

 ――知事も踊る動画『恋するフォーチュンクッキー神奈川県Ver.』が大評判です。

 「私もびっくりです。やるなら神奈川独自のバージョンでと、県内78カ所の観光地・観光施設を紹介する形になりました」

 ――14年度の重点施策をお聞かせ下さい。

 「昨年『いのち全開』『電子化全開』『潜在力全開』の3つの全開宣言を行いましたが、今年はこれをさらに深めたいと考えています。『いのち全開宣言』は今申し上げたヘルスケア・ニューフロンティアの取り組みです。より具体化させ、県民運動として健康寿命日本一をめざします。『電子化全開宣言』は、庁内業務の電子化をダイナミックに進め、大胆な経費節減に取り組むというものです。お薬手帳の電子化も、一層広めていきます。それと『潜在力全開宣言』です。県内に眠る潜在力や可能性をもっと発掘・探っていきたいですね。それと、横浜、箱根、鎌倉に次ぐ『第4の観光の核づくり』です。これまでに城ケ島・三崎や大山、そして大磯の3地域の提案を認定しましたが、どこが本当の第4の観光の核になっていくのか、今年は勝負の年です。地元の本気度を見極め『ここだ』というところを全力で支援していきます」

 ――2020年の東京五輪開催決定を受け、推進本部を設置しました。

 「五輪開催に際し明らかなことは『全世界から多くのお客さんとメディアがやってくる』ということです。事前キャンプの誘致といった五輪本体に関わることはもちろんですが、あらゆる施策について2020年を当面のゴールとして物事を考えるよう、全局に指示しています。エネルギー政策で言えば『福島第一原発の事故を受け、カナガワでは電力・エネルギー革命がこんなに進んでいる―』。そんなレポートを世界に向け発信してもらいたいですね」

 ――県民の皆さんへ、新春のメッセージを。

 「神奈川に住んでよかったと皆さんに改めて思っていただける、そんな年にしていきたいと思います。そういう芽は出てきていますので、それを大切に育てていきたいと思います」
 

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