神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2015年10月2日 エリアトップへ

柏木実業専門学校 「大和で学び 懸け橋に」 留学生数が過去最高

教育

公開:2015年10月2日

  • LINE
  • hatena
授業で真剣に耳を傾ける生徒たち
授業で真剣に耳を傾ける生徒たち

 大和市で唯一の専門学校である学校法人柏木学園の柏木実業専門学校(桐野輝久校長)。同校で学ぶ留学生は今年度131人で、過去最高の人数になっている。10月1日から後期授業が始まった学校で話を聞いた。

 同校の留学生の出身国は、ネパールが71人で一番多い。以下、ベトナム、スリランカ、中国、モンゴルなどアジア地域が中心だ。

 国際化やグローバル化が進展するなかで、国際交流の一助として、1990年度から留学生を受け入れている。生徒の数は年々増えて、今年度は131人になった。留学生が専門学校に入学する際には、最低1年以上の日本語学校での学習履歴が必要になる。日常会話には支障がないものの、授業やテキストも日本語のため、漢字の読み書きなどで苦労することは少なくない。日本で学習するには、授業料に加え生活費などでの経済力も必要であり、大半は放課後にアルバイトとして学資を稼いでいる。「彼らは将来に備えての努力を惜しまない。学習意欲は高く、日商簿記などの資格試験も目指します」(桐野校長)。学校では留学生に対する学習への便宜を図り、専門学校では珍しい担任制度を採用し学生をフォローしている。4月のネパール大地震ではネパール人学生に、同学園の柏木照明学園長から見舞金を手渡した。

 同校の学園祭「紅葉祭」(今年は6月に開催)では模擬店に各国の料理が並び、舞台では民族衣装を身に着けた踊りが披露されるなど、国際色豊かなものになっている。市の美化清掃デーには地域と一緒に清掃ボランティで汗をかくのも、生徒たちにとって学園生活の思い出だ。

 情報ビジネス科の陳珊珊さん(22)は「学園生活はとても楽しい。将来は日系企業に就職し母国との懸け橋になりたい」と夢を語る。

国際色豊かな学園祭
国際色豊かな学園祭

大和版のトップニュース最新6

事業選択し大和を前へ

古谷田力市長インタビュー

事業選択し大和を前へ

「花博」好機に経済活性も

5月3日

75歳で歌手デビュー

福田在住保田さん

75歳で歌手デビュー

「夢が叶って良かった」

5月3日

新規就農者を支援

大和市

新規就農者を支援

担い手不足・離農に対策

4月26日

5年ぶりパレード復活

大和市民まつり

5年ぶりパレード復活

総勢1700人が参加

4月26日

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook