大和市は5月29日、妊娠期から子育て期の人を支援する新しいサービスを、7月1日から開始すると発表した。1つは出産前や子育て期間中にそれぞれの時期に応じた情報を提供する「子育て何でも応援メール」、もう1つは携帯電話やパソコンなどに子どもの成長を記録できる「電子母子手帳」となっている。
今回、開始される2つのサービス。1つ目の「子育て何でも応援メール」は、妊娠期から出産後の子育て期に、それぞれの段階で必要な子育て情報やアドバイスをメールで配信する。
内容はNPO法人きずなメール・プロジェクトが医師の監修を受けて作成したメールと、市からのお知らせを合わせたもの。妊娠期から生後100日までは毎日、その後1歳になる前までは3日に1度のペースで配信される。
同法人作成のメールを配信するのは、相模原、秦野に次いで、県内で3自治体目となる。
2つ目の「電子母子手帳」は、従来の紙の母子手帳に加えて、スマートフォンやパソコンなどで子どもの成長を記録できるサービス。妊娠期から対象となっており、妊婦健診のスケジュール管理や乳幼児健診の記録、身長や体重を入力すると成長グラフが自動で作成されるなどの機能がある。
また、同じIDを使用することで、遠くに暮らす家族などとも情報を共有することが可能となる。
1システムで3サービス
市では2012年から、予防接種のスケジュールを携帯電話やパソコンなどで簡単に管理することができる「らくらく予防接種」というシステムを導入しており、登録者は今年5月1日現在で1万人を超える。
7月1日から開始される「子育て何でも応援メール」と「電子母子手帳」は、このシステムに新たに追加されるもの。利用者は、1つのシステムで3つのサービスを受けることができるようになる。いずれも利用には「らくらく予防接種」(【URL】yamato.city-hc.jp)への登録が必要となる。
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