聖セシリア女子中学校・高等学校のギター・マンドリン部が、音源審査での予選を通過し、大阪府で行われる「全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクール」へ出場する。同部は、今回で3年連続3度目の出場。
同コンクールは、全日本高等学校ギター・マンドリン音楽振興会が主催。全国から選抜された60校が、7月26日(木)・27日(金)の2日間に渡って演奏を披露する。
1月に行われた、全国大会予選に相当する音源審査では、マンドリン、マンドラテノール、マンドロンチェロ、コントラバス、クラシックギターの5種類の楽器で「歌劇『セビリアの理髪師』序曲」を演奏して提出。見事予選を突破した。
同部は、今年で創部8年目。クラシックギター経験者の吉澤隆史教諭が顧問と指揮者を務め、月に数回、外部コーチが来校して指導にあたっている。真面目で穏やかな雰囲気が部の特徴で、週に4回、放課後を使って活動している。
5月に高校3年生が引退したため、現在の部員は中学生から高校2年生までの51人。全国大会には、中学1年生を除いた35人が出場する。
今年目指すは三度目の正直
同コンクールへの出場は、3年連続3度目。コンクールでは、優秀賞、優良賞、努力賞の順に評価される。同部が受賞しているのは過去2回とも優良賞。今年こそは優秀賞に選ばれたいと、部員一同闘志を燃やしている。昨年度は、優良賞のなかでは上位の点数を修めており、優秀賞までは、あと数点分が大きな壁なのだという。
全国大会当日が刻一刻と迫っているが、演奏にはまだまだ課題も多い。毎日、パートごとに細かい確認や調整をしながら練習に励んでいる。部長の佐藤ひよりさん(2年)は「優秀賞を目標に、みんな練習にも熱が入っている。本番まで頑張りたい」と力強く語った。吉澤教諭も「普段から、全員で一緒に演奏をつくりあげている感覚でいる。悔いの無いように、お互い精一杯頑張ろう」と、部員にエールを送った。
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