古谷田力市長インタビュー
事業選択し大和を前へ
「花博」好機に経済活性も
5月3日
新型コロナウイルスの影響で、大和の代名詞でもある「阿波おどり」が中止となった今年の夏。9月に入り、「そんじょ連」が半年ぶりに練習を開始した。
「阿波おどり」は、例年7月最終土日曜日に開催。今年は東京五輪と重なる関係で7月12・13日に予定されていた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大とその後の緊急事態宣言発令などもあり、4月10日中止が決まった。「そんじょ連」は、今年創立20周年の節目の年だっただけに、本祭の中止に顧問の村上寛光さんは「がっくりきて、力が抜けた」と肩を落としていた。
神奈川大和阿波おどり振興協会所属の連は、多くが公共施設で練習を行っている。学校を含む市内公共施設のほとんどが6月末まで休館しており、練習再開の目途は立っていなかった。
桜丘小学校の体育館を練習拠点として活動している「そんじょ連」も、3月から練習は中止に。連長の小林和彰さんは、学校が再開した7月頃から、会場の開放を待っており、了解が出た9月に練習日を確保した。
9月13日。半年ぶりとなった練習には、大人・子ども合わせて30人ほどが参加。村上さんは参加者全員に、会場に入る前の検温と手指消毒、連絡先の記入、練習時以外のマスク着用、鳴り物使用時以外の換気などを伝達。さらに館内の清掃を子ども達にさせない、掃除用具の消毒などを依頼した。待ちに待った始動に村上さんは「死ぬまで踊りますよ」と笑った。
久しぶりの練習に子どもたちも嬉しそうで、深見小3年の吉澤湘太君は「友達と一緒に踊れて楽しかった」と笑顔。草柳小2年の平野美和さんは、半年のブランクで「曲調が変わる時に、跳ぶ動作を忘れていた」と苦笑いを浮かべていた。そんじょ連では今後、隔週1回を目途に練習を続ける予定で、次回は9月27日(日)。
阿波おどりは来年7月10・11日に開催予定。
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