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大和版 公開:2024年3月29日 エリアトップへ

大和茶道会 手取り合い伝統継承を 50周年式典に250人

文化

公開:2024年3月29日

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式典後の呈茶席の様子
式典後の呈茶席の様子

 大和茶道会(岩本宗翠会長)の創立50周年記念式典が23日、シリウス・サブホールで開催され、会員や関係者らおよそ250人が出席した。同会の岩本会長は「ほかの伝統文化とつながりを深めながら活動していきたい」と、今後にむけての抱負を述べた。

 記念式典は、古谷田力市長ら多くの来賓も出席するなど会場が満席となる中で挙行された。

 式典の冒頭であいさつに立った同会の岩本会長は、人口減少化による会員不足で思うように活動ができていない団体やサークルが少なくないことに言及し、「ほかの伝統文化とつながりを深めながら活動していければ」と抱負を語った。

 その一環として、この日の式典では能楽師を招いての能鑑賞も行われた。岩本会長は「今後、琵琶や雅楽などともコラボレーションをしていきたい」とコメント。「一人でも多くの方に伝統あるさまざまな芸術や文化に親しんでほしい」と述べ、ジャンルの垣根をこえ団体同士で手を取り合い、伝統文化を継承していきたい考えを示した。

 式典の後には、シリウス1階ギャラリーで「呈茶席」が設けられ、同会の会員らが来場者にお茶とお菓子を振る舞った。

 呈茶席でおもてなしを受けた古谷田市長は「大和茶道会が培ってきた伝統文化は大和の宝。3年後には(旧上瀬谷通信施設で)『花博』もあり世界から多くの方が来る。海外の方に日本の良さを知ってもらうためにも、今後は100周年を目指して活動していただきたい」と話していた。

 大和茶道会は1974年、大和華道協会の茶道部として47人でスタートした。ほどなくして現在の名称に変更し、それ以降は、春秋の茶会を開催してきたほか、市の「やまと子ども伝統文化塾」に参加し、地域の子どもたちに茶道教室を開くなど、茶道の普及と伝承に力を入れてきた。現在、市内外から10〜90歳代の109人が活動する。

 入会に関する問い合わせは【電話】046・240・1287(岩本さん)。

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