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大和版 公開:2024年4月26日 エリアトップへ

大和市 新規就農者を支援 担い手不足・離農に対策

社会

公開:2024年4月26日

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 大和市は、全国的な新規就農者の担い手不足や農業に従事する人の離農などが懸念されていることを受け、農業の推進と地場農産物の消費拡大を目的に、今年度から初めて、新規就農者に向けた経営開始資金等の助成を開始した。また、農業振興の一環として小学生向けに、さつまいも栽培体験教室を初めて企画した。

 市では今年度から農業の推進と地場野菜の消費拡大を図るため、新規就農者に向けて、経営開始資金や機械等の導入経費、園芸施設の設置費用の助成を開始した。市で初めてとなる事業で、2024年度の一般会計当初予算に1132万円が計上された。このほかにも、コインロッカー型の「農産物コイン販売機」の設置補助に203万6千円、さつまいも栽培体験教室の開催に50万円が計上されている。

 市農政課によると13年度の農家戸数が405戸なのに対し、23年度は353戸と10年間で52戸減少している。さらに市内の農地面積も10年間で約24ヘクタール減少しており、これは東京ドーム約5個分の大きさとなる。

児童向け施策も

 栽培体験教室は、5月18日(土)・8月3日(土)・10月5日(土)の全3回、市コミュニティセンター深見北会館(深見498の5)北側の畑で開催される。市内の農家や農業協同組合の職員、JAさがみ大和青壮年部の役員らの協力のもと、苗の植え付けから収穫、焼き芋の試食などが行われる。

 同課によると「大正〜昭和前半にかけて、大和市はさつまいもの生産が盛んだった」という記録があり、市ゆかりの野菜としてさつまいもが栽培品目に選ばれたという。

 同課担当者は「農業に親しみを持ち、理解を深め、育てる喜びを知ってもらえれば」と話す。

 初回は午前10時30分〜正午。対象は市内在住の小学生で、定員は100人程度。参加無料。申し込みは5月2日(木)までに市ホームページから。

(問)【電話】046・260・5132(同課)

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