任期満了に伴う大和市長選挙が4月17日告示、4月24日投開票で実施される。 これまでに同選挙への立候補を表明しているのは、新人で市議の荻窪幸一氏(55歳)1人。前回の市長選で現職を破り初当選した大木哲市長(62歳)は、これまでのところ自らの去就について言及していない。
従来の大和市では、市長選挙を翌年に控えた12月議会の一般質問で、市長が議員の質問に答える形で去就を明らかにしていたが、昨年12月議会では関連する質問がなかった。
大木市長は、市長選への去就を尋ねた本紙元旦号の対談でも「市長として残りの任期を全力で取り組む」と述べるにとどめていた。
今後は、週明けの2月14日に予定される市長定例会見や2月17日に予定される施政方針演説、その後の代表質問や一般質問など市長が公に発言する機会があるが、どのタイミングで去就に言及するかは不明。
昨年12月に次期市長選への出馬を表明した荻窪氏は5期目の元市議長。
無所属での出馬にあたり大木市長への対決姿勢を鮮明にしている。荻窪氏は前市政が制定した「自治基本条例」の理念が「まったく活かされていない」「独善的な市政運営」などと大木市政を批判。自らは「対話のある市政」による大和駅周辺の再構築など「8つの提案」を示している。
このほか、菅原直敏県議(32歳)や前回選挙で苦杯を喫した土屋候保前市長の後援会組織の動向にも関心が集まっている。
一昨年に次期市長選への出馬を表明した2期目の現職市議は、すでに出馬準備を取りやめている。
市長選挙の立候補予定者への事前説明会は3月9日13時半から勤労福祉会館で行われる。【2月9日時点】
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