神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2011年11月25日 エリアトップへ

大和の芋焼酎 和み(なごみ) 4千本 間もなく完売 新たな特産品として人気が集中

公開:2011年11月25日

  • LINE
  • hatena
完売間近とされる「大和の芋焼酎 和み」
完売間近とされる「大和の芋焼酎 和み」

 大和市内で栽培されたサツマイモ「紅あずま」を原料にした「大和の芋焼酎 和み」が11月1日から発売された。限定4千本のプレミアム感と味の良さが評判となり、売り切れる酒販店が続出しているという。

 この芋焼酎は、平成21年に立ち上げられた大和市推奨品栽培プロジェクト会議(小林之夫会長)の発案で商品化されたもの。休耕農地を活用して栽培したサツマイモを使い、新たな特産品を作り出すことで、市内の農業を活性化させることも目的としている。

 昨年5月に下鶴間の畑で農業関係者やボランティアら約90人が参加して5500本の苗を植え付け、10月に約5トンを収穫した。芋焼酎の製造は、関東近県の酒造メーカーの焼酎を試飲した上で、茨城県水戸市の明利酒類(株)を選んだ。

 その後、市農政課では広報などを通じて焼酎の名称を募集。588件の応募から下鶴間在住の篠田葉子さんの「大和の芋焼酎 和み」が選ばれた。デザインも、市内にある印刷会社6社でコンペを行い、会議を重ねた結果、松代印刷(株)が作成したものに決定した。

 市農政課によると味の評判も上々。通常、芋焼酎の熟成は6カ月なのに対し、「和み」は11カ月をかけてゆっくりと熟成させる。その結果、「芋の甘みが強く、ロックでも美味しく飲める」(農政課職員)そうだ。

嬉しい悲鳴

 「大和の芋焼酎 和み」は720ミリリットル入りで税込1250円。今回、販売されたのは4千本だ。販売を手がける神奈川県央酒販組合大和支部の小林文夫支部長は、「これまでの大和市産のお酒の中でも売れ行きがいい」と笑顔を見せる。

 しかし、限定生産のため在庫がないのが悩みの種。「次回の販売は来年の11月。購入できない人には申し訳ないが、来年以降を楽しみにしてほしい」と小林支部長は話している。在庫はわずかだが、まだ購入も可能。市内の一部飲食店でも味わうことが可能だ。問い合わせは同支部/【電話】046(267)7718へ。
 

大和版のトップニュース最新6

事業選択し大和を前へ

古谷田力市長インタビュー

事業選択し大和を前へ

「花博」好機に経済活性も

5月3日

75歳で歌手デビュー

福田在住保田さん

75歳で歌手デビュー

「夢が叶って良かった」

5月3日

新規就農者を支援

大和市

新規就農者を支援

担い手不足・離農に対策

4月26日

5年ぶりパレード復活

大和市民まつり

5年ぶりパレード復活

総勢1700人が参加

4月26日

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook