8月30日から始まる「防災週間」に先駆け、大和市は明日25日(土)に総合防災訓練を実施する。「引地川公園ゆとりの森」と「渋谷中学校」が会場で、自主防災会や自衛隊など関係機関と連携しながら、「見る訓練から体験する訓練へ」をテーマとしている。
この訓練は、同日午前9時に神奈川県東部を震源とする震度6弱の直下型地震が発生し、市内でも大きな被害が生じたという想定。
今回は初めて、一時避難場所である公園などから、広域避難場所でありメイン会場の「ゆとりの森」へ移動する訓練を行う。移動後は地域住民を中心に、初期消火活動や倒壊家屋から負傷者を救出する訓練なども行われる予定。また、地震体験車に搭乗することもできるという。
そのほか、AEDや災害用伝言板ダイヤルの操作を体験できるブースや、大和市の職員が東日本大震災の被災地で撮影した記録写真を展示するコーナーも設けられる。
サブ会場の渋谷中学校では体育館に避難所を設置する訓練を実施。地元自治会を中心に結成された避難所運営委員会が設置から運営までを担い、防災倉庫の食料や飲み物、毛布などを運び込み、避難所の状況を体験することができる。
所管する市役所危機管理課では「昨年は荒天で中止となったため、今回が震災以降で初めての総合防災訓練。どなたでも参加できるので、体験を通して災害時の対応を考える機会にしてもらいたい」と話している。 時間は両会場とも午前9時から11時半まで。市内全域で午前9時に訓練のためのサイレンが鳴らされる。雨天の場合は内容を変更して実施。荒天の場合は中止となる。
問い合わせは危機管理課/【電話】046・260・5777へ
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