大和市は10月29日、WHO(世界保健機関)が提唱する健康都市連合の国際大会・総会で大和市が理事に選出された、と発表した。
大和市が加盟する健康都市連合は、10か国186都市のほか政府機関、大学などが加盟する国際団体。加盟都市などは、人や人を取り巻く環境の両面から健康を増進する「健康都市」づくりに取り組んでいる。
国内では名古屋市や神戸市、千葉県我孫子市のほか大和市を含む29自治体と民間2団体で日本支部を組織している。大和市は2008年9月に加入した。
今年で同連合理事の4年間の任期が満了する千葉県市川市の後任に大和市が名乗りを上げ、今年8月に大和市で開かれた日本支部で推薦が決まった。市政策総務課によると、理事の役割は年に一度の健康都市連合理事会への参加や2年に一度の国際大会の運営など。
10月24日から27日まで豪州ブリスベン市などで開かれた国際大会・総会には関係者400人が参加。各都市が健康都市に関する取り組みを発表する機会もあったという。
大木市長はこの席で「大和市は今回の国際大会のテーマと同じ『人』『まち』『社会』の3つの健康の実現を目指している。今後も加盟都市と一緒に健康都市の実現に力を尽くす」とあいさつしたという。
大木市長はこの総会に出席するために政策総務課の係長と担当職員をともない訪豪。10月24日夜に豪州に向けて出発し、現地時間の25日と26日に公式行事に出席して27日に帰国した。今回の海外公務の費用は、旅費や宿泊費などで約50万円だったという。
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