神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2012年12月7日 エリアトップへ

立ち直り手助け25年 青木一俊さん、法務大臣表彰受賞

社会

公開:2012年12月7日

  • LINE
  • hatena
賞状を手にする青木さん
賞状を手にする青木さん

 大和南の保護司、青木一俊さん(69)がこのほど、更生保護活動に尽力したとして法務大臣表彰を受賞した。11月27日に川崎市内で行われた第63回神奈川県更生保護大会で表彰された。

 更生保護活動とは、法務省の保護観察官が地域の保護司と連携し、犯罪で刑期を終えた人などの立ち直りを助ける活動。

 保護司は、少年院の仮退院や刑務所から仮釈放した受刑者、家庭裁判所で保護観察処分を受けた人、執行猶予者などの生活を地域社会のなかで監督している。

その身分は法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員だが、報酬はない。

 具体的な活動は、保護観察の対象者と毎月2回、保護司の家などで面接し、生活状況などについて話し合あう。この際のやりとりを毎月1回,報告書にまとめ、所管する保護観察所に提出している。保護観察の期間はおおむね1年半から2年。その間、保護司は毎月こうした活動を行っている。

 保護司は全国に約4万8千人、県内では1800人、大和市内では47人が活動している。

 1989(平成元)年に保護司を委嘱された青木さんは、来年で勤続25年の節目を迎える。この間、常時3〜4人の対象者を担当し続け、1人あたり毎月2回の面接に時間を充てる。

 少年少女から成人、時には自分よりも年長者と接する中で感じることは、不遇な生い立ちや養育環境。「厳格な父親や優しい母親などを知らずに育ち、結果として罪を犯し、それを繰り返してしまう人が多い」と話す青木さん。

 定年の75歳まで、保護司の活動を続けたいという。
 

大和版のトップニュース最新6

事業選択し大和を前へ

古谷田力市長インタビュー

事業選択し大和を前へ

「花博」好機に経済活性も

5月3日

75歳で歌手デビュー

福田在住保田さん

75歳で歌手デビュー

「夢が叶って良かった」

5月3日

新規就農者を支援

大和市

新規就農者を支援

担い手不足・離農に対策

4月26日

5年ぶりパレード復活

大和市民まつり

5年ぶりパレード復活

総勢1700人が参加

4月26日

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook