大和市が2013年度に、大和引地台野球場と大和スポーツセンター競技場など4施設の大規模改修に着手する方針を固めた。関連予算3億800万円を市議会定例会で審議中の当初予算案に計上している。
大和引地台野球場は、「ドカベンスタジアム」として知られる人工芝の野球場。 1980年に土のグラウンドとして供用を開始し、1998年の「かながわ・ゆめ国体」で使用するため、96年に人工芝球場に改修。国体では横浜高校の松坂大輔(現インディアンス)が登板して話題となった。
今回の大規模改修では、選手の安全性を考慮して人工芝を全面張り替えするほか、内野部分の防護マットを張り替える。
関連費用は約2億3700万円で来年1月から3月にかけて工事する予定。
今夏の高校野球選手権大会神奈川予選では例年通り使用球場となる予定。
公認規格に拡張
大和スポーツセンターでは、屋外競技場の天然芝部分を日本サッカー協会の公式試合が開催できるよう既存の芝生を南北に3・5mずつ、西側に3m広げ全体で105m×68mの公認規格になるよう拡張する。
ほかにも観客席などにある既設の和式トイレ45台のうち、39台を洋式に改修することにしている。
いずれの工事も来年1月中旬から3月にかけて施設を閉鎖して実施する方針。
市ではさらに、経年劣化によるプール設備も予定し、スポーツセンター関連の大規模改修事業費として7120万円を予算化している。
これらの予算費を含む2013年度当初予算案は、3月22日の市議会本会議で可決される見通し。
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>