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大和版 公開:2013年12月20日 エリアトップへ

特養ホームサンホーム鶴間 職員がファインプレー 心筋梗塞で倒れた男性の命助ける

社会

公開:2013年12月20日

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サンホーム鶴間の職員(中央が本波施設長・左は木下消防長)
サンホーム鶴間の職員(中央が本波施設長・左は木下消防長)

 社会福祉法人大和清風会(天野龍平理事長)が運営する西鶴間の特別養護老人ホーム「サンホーム鶴間」(本波優施設長)が13日、救急活動などに協力があった人などに贈られる大和市消防協力者表彰を受章した。

 大和市消防本部(木下弘消防長)では、人命救助や消火活動に功績があった市民を消防協力者として表彰している。今回の表彰は2013年11月13日に西鶴間で発生した救急事案での功績に対するもの。

6人が連携

 13日午前10時過ぎ、勤務先のサンホーム鶴間に出勤途中だった調理員の増島直也さん(38)が、施設近くで倒れていた70代の男性を発見した。

 知らせを受けた施設看護師の木原由美さん(36)が男性の心肺停止を確認。調理員の孫田薫さんが心臓マッサージを開始した。孫田さんは施設の研修などで救命の知識があった

 2人の後を追い相談員の宇田あゆみさん(25)が施設の自動体外式除細動器(AED)を持ち出し、相談員の萩原一馬さん(35)がAEDの電極パッドを男性の胸に装着したところAEDが作動。男性は一命を取り留めた。萩原さんは過去に一度、施設内でAEDを使用した経験があった。

 初めに現場に居合わせた増島さんは「出勤途中に近所の人の声が聞こえ駆け寄ると男性が倒れていた。急いで応援を頼んだ」と、緊迫した様子を振り返った。 本波優施設長(58)は「お年寄りの皆さんを預かる施設として普段から訓練している結果、外部の人も助けることができた。職員を誇りに思う」と話していた。

後遺症もなく

 倒れた男性(匿名匿住所)は奥さんとの散歩の途中に心筋梗塞で倒れた。救急車で病院に搬送され10日ほど入院したが後遺症もなく退院した。消防によると「皆さんの助けがなければ生きていない。本当に感謝している」と話しているという。

 サンホーム鶴間は、1989(平成元)年に開設した職員約140人、入居者80人の特養ホーム。

 運営主体の社会福祉法人大和清風会は、高齢者介護福祉施設(特養)のほか居宅介護支援センターと地域包括支援センターを運営している。
 

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