相模大塚地域と中央林間西側地域で10月30日から運行される新しいコミュニティバスの発表会が22日に大和市役所で開かれ、多くの市民が駆け付けた。愛称は152件の応募の中から「やまとんGO」に決まった。
バスのデザインを手がけたのは中央林間西在住のイラストレーター・及川正通氏=今号「人物風土記」。昨年12月に、市から「子ども達が喜ぶデザインを」との依頼を受け、今年7月に完成したという。愛称は4月から5月にかけて「広報やまと」などを通じて公募したところ、152通の応募があった。その中から、市内在住の森泉敏昭さん(76)と梶沼修二さん(50)が考案した「やまとんGO」が採用された。
発表会の中で大木市長は「コミュニティバスは高齢者などが移動しやすい環境作りの中心。想像以上に素晴らしいデザインで、広く市民に喜ばれると思う」と話した。及川氏も「緑があふれる夢の街のイメージで描いた。実物を見るのは今日が初めてだが、完成度が高い」と喜んでいた。
新しいコミバス「やまとんGO」は、定員12人の通常車両と車椅子対応車両の2種類。午前7時台から午後6時台まで約30分間隔で1日22便が走行する。運賃は小学生以上一律150円。また、及川氏がデザインした新しい「のろっと」も、10月30日から南部ルートで運行される予定だ。
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