大和市と綾瀬市を管轄する大和警察署(池田光夫署長)管内での上半期(1月から6月)の振り込め詐欺被害が18件、被害額約3520万円だった。昨年の同時期に比べ13件減、被害額も約3500万円減と半減。訪問活動などが効果を上げている。
被害があった18件のうち、大和市内は10件(オレオレ4件、還付金2件、架空請求が4件)で被害総額は2250万円、綾瀬市内は8件(オレオレ6件、架空請求2件)で被害総額は1270万円だった。
大和署では、昨年1年間で46件、約1億7000万円の被害が発生。一昨年に比べ約3倍と急増したことを受けて、昨年10月から60歳以上の市民を対象に地域を分けて、警察官が自宅を訪問する活動を開始。アンケートなどを通じて詐欺の手口を詳細に伝えることで注意喚起を行ってきた。
生活安全第一課では「金融機関の協力、大和市による防犯の緊急情報の配信なども手伝い、犯罪抑止に効果が出ているのではないか。ただ、手口も年々巧妙になってきており、安心はできない」と話している。
同課で把握しているだけでも、今年に入り「かばん忘れた」などの前兆電話の相談は83件に及ぶ。
「自分だけは大丈夫と思わず、怪しいと思ったら警察に連絡を」と話している。
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