大和市の製造業やIT企業など31社が集まりロボット開発技術の向上を目指す「大和ロボット共同研究協議会」の設立総会が8月4日、大和市生涯学習センターで開かれた。
会則の承認に続き役員選出が行われ、会長に大和商工会議所副会頭で工業部会長の河西正彦さん(イースタン技研(株)代表取締役社長)が就任した。河西さんは設立準備のために15年2月に立ち上げた発起人会の会長を務めていた。副会長には渡辺尚生さん((株)ガスター代表取締役社長)、黒澤秀憲さん(日新工業(株)取締役副社長)、深津和紀さん((株)深津機器製作所代表取締役)が就いた。同会は地域の中小企業による任意の研究会で、大和市と大和商工会議所がサポートする。市は補助金として50万円を計上している。
会では今後、研究フォーラムの開催や先進地視察、ロボット関連イベントへの参加、情報交換会などを進めていく。河西会長は「ロボットに関する共同研究を通してロボット技術の向上を目指すとともに、若手技術者の育成などにも寄与していきたい」と話す。
国の指定を受けたさがみロボット産業特区に大和市は14年3月に加入している。
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>