大和市が主催する2016年の大和市消防出初式が1月10日、柳橋の引地台公園を会場に開催された。今年は消防協力隊が初参加するなど、より強化された消防体制を市民らに披露する場となった。
出初式には、市消防職員や消防団員のほか、少年消防団員、市内の企業や事業所で組織されている自衛消防隊員や消防協力隊員、米海軍日本管区司令部消防隊員らが参加した。
前半の式典では、参加部隊による状況報告のほか、消防ポンプ車やはしご車などによる消防車両の分列行進などを披露。萩野谷公一消防長と北島照介消防団長が新年の誓いなどを行った。
地元太鼓サークルの鼓鶴会による演奏が会場に花を添えた後、消防演技がスタート。はじめに少年消防団の隊員たちが日頃取り組んでいる消防訓練礼式と火災予防広報演技を実施した。
続いて、昨年10月の消防技術大会で優勝を果たした事業所の自衛消防隊チームが、模範演技を披露。屋内消火栓から放水し、炎に見立てた標的を倒した。
今回は、消防協力隊員が初参加。同協力隊員は、災害が発生した場合、事業所の自衛消防隊が保有する資機材等を活用して消防活動を行い、事業所周辺地域の被害軽減を図ることを目的としている。市内では7事業所の自衛消防隊と消防協力隊の協定を結んでいる。
最後には消防団全12個分団が一斉放水を行うと、来場者から歓声が起こった。
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