市民が日頃から自主的に健康チェックを行えるよう、大和市は「健康度見える化コーナー」を3月30日(水)から保健福祉センター(鶴間1の31の7)に新設する。このコーナーでは、血圧や血管年齢などの測定ができるほか、同じフロアの健康づくり推進課窓口で保健師や管理栄養士に健康相談を行うことができる。
現在、神奈川県では身近な場所で「未病を治す」取り組みを知ってもらう事業として、企業や団体などが『未病センター』を設置・運営する場合に、それを認証する制度を行っている。県内では現在、(株)カーブスジャパンが小田原市に設置した「未病センターカーブス 小田原」が唯一、認定を受けている。
この県の方針を受け、大和市は県央6市町村(厚木市・海老名市・綾瀬市・座間市・愛川町・清川村)と連携し、気軽に健康度チェックや健康に関する相談ができる「健康度見える化コーナー」を、3月末に市保健福祉センターに設置する。
このコーナーには、体組成計・骨健康度測定器・電動血圧計・血管年齢測定器・脳年齢測定器の5種類の測定機器を設置。音声ガイダンスとタッチパネルの簡単な操作で体重・部位別筋肉量・体脂肪量・基礎代謝量などを測定できるほか、タッチパネルを使ってゲーム感覚で脳年齢や脳ストレス度をチェックできる機器も導入される。利用者はこれらの機器を事前申し込みすることなく、自由に利用することができる。
また、測定結果を踏まえ、健康づくり推進課窓口に常駐している保健師・管理栄養士から食事や運動など健康に関するアドバイス・相談を受けることもできる。そのほかにも、コーナーには、健康情報が得られるようにとリーフレットなども配置されるという。
「見える化手帳」配布も
さらに、県央の7市町村在住の希望者には、測定結果を記録する際などに役立つ「健康度見える化手帳」が健康づくり推進課で配布される。
コーナーの利用開始は、3月30日(水)の午前9時半から。設置後は、午前8時半から午後9時まで毎日利用できる(年末年始・同センター休館日は除く)。
健康相談などは、月曜から金曜の午前8時半から午後5時15分までの対応となっている(年末年始・祝日を除く)。なお、このコーナーは11月3日(祝)に現在建設中の文化創造拠点内に移転する予定。
問い合わせは、市保健福祉センター健康づくり推進課健康づくり・がん予防担当【電話】046・260・5662へ。
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