大和市議会の第2回定例会が6月1日に開会した。この定例会には、熊本地震の発生を受けての災害対策用資機材の備蓄充実経費などを含む補正予算案が提出されており、そのほかの議案と共に、6月27日までの会期で審査が行われる。
6月1日から27日間の会期で始まった第2回定例会。5月31日時点では、12の議案や3つの報告などが提出されている。
そのうち、市から提出された補正予算案の補正額は、1090万9千円。
内訳は、今年4月に発生した熊本地震で、余震による建物の倒壊などを恐れた被災者が自家用車などの中で避難生活を過ごし、「エコノミークラス症候群」が多数発症したことを踏まえ、市として防災用テントなどを備蓄する事業に375万9千円を計上。
また、2017年度から市内中学校全校での少人数授業や放課後学習支援実施を前提に、今年9月からパイロット校1校での先行実施にかかる費用として、385万1千円を計上した。
補正予算案以外では、今年11月のオープンを前に準備が進む文化創造拠点の、芸術文化ホールや生涯学習センター、図書館に関連する物品購入契約の締結などが審議される。
そのほか、「大和市下福田土地区画整理事業に係る大和市街づくり推進課の不可解な区画整理行政についての陳情書」などが市議会に提出されており、それぞれ議論が行われる。
委員会は3日から
1日の本会議での議案付託を受け、それぞれの委員会が3日から始まる。3日は環境建設常任委、6日に文教市民経済常任委、7日は厚生常任委、8日には総務常任委、9日が基地対策特別委という日程になっている。
一般質問は3日間
また、一般質問は20日から22日までの3日間で日程が組まれており、市議会議員が市政の様々な課題について質問を行う。
本会議や委員会、一般質問は、それぞれ午前9時から開会予定となっている。
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