2017年が幕を開けた。大和の若者たちは、年明け早々に全国に挑む。全国大会に臨むのは、神奈川県立大和南高校(上和田・内藤通昭校長)の女子バレーボール部とダンス部。直前に迫った本番に向け、闘志を燃やす。
1セットも落とさず県制覇
大和南高校女子バレーボール部(井上和昭監督)は、「第69回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(春の高校バレー)の代表選考会となる「第22回県高校バレーボール男女選手権大会」で1セットも落とさずに2年ぶりの優勝を果たし、12年連続13回目の全国大会出場を決めた。
高校の体育館が改修工事のため、限られた練習時間の中で掴んだ全国の切符。県立高校で12年連続出場という偉業だが、「県大会決勝ではミスも多かったので、気を引き締めて練習している」(宮田あかりキャプテン)と油断は一切ない。
12月に行われた壮行会では、OBや関係者らが詰めかけ、選手たちを激励した。井上監督は「春高は特別な大会。1分1秒でも長くプレーできるよう頑張りたい」とあいさつ。宮田キャプテンが「自分たちが納得できるプレーができるよう、心をひとつに一戦一戦全力で戦っていきたい」と決意を述べると、会場から拍手が送られた。決勝が行われる「センターコート」を目指し、部員43人全員が力を合わせる。
春の高校バレーは1月4日から東京体育館で開催。大和南は1回戦で長岡商業高等学校(新潟)と対戦。勝利すると古川学園(宮城)と対戦する。
「悔いのない演技を」
大和南高校ダンス部(黒田紫監督)が出場するのは、「第8回全国高等学校ダンスドリル冬季大会」(ダンスドリルウィンターカップ2017)。「平成28年度ダンスドリル関東秋季競技大会」においてヒップホップ(男女混成部門スモール編成)の部で1位となり、3年連続で出場権を獲得した。
12月、ダンス部の部員6人が市役所を訪問。グェン・キ主将は「日頃の練習の成果を発揮できるよう、6人全員で力を合わせて悔いのない演技をしていきたい」と意気込みを語った。
全国大会は、1月14日・15日に国立代々木競技場第2体育館で開催される。
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