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「認知症かな?」と思ったら 取材協力/たなかクリニック(相模大塚駅前)
「もしかして認知症では?」と思ったとき、どうすればいいのだろうか。認知症専門医院として、多くの人が受診にやってくるのが「たなかクリニック」。
同院の田中千彦院長は、市医師会の認知症担当理事や厚生労働省認定認知症サポート医を担当。また、年20回以上の認知症に関する講演会を通じ、医師、薬剤師、市民、介護施設職員への教育活動にも取り組む。
その経験から「同じ買い物が重なる、物盗られの訴えが聞かれるなどは、認知症を疑う症状」と説明する。
予約なしの受診でもその日に認知症診断
患者の家族目線で院長が心掛けるのは、予約なしで受診できること。「来院当日に診察と頭部CTを行い、認知症の診断ができます。治療法、介護申請、家族の対応などを1つずつ解決し、患者さんもご家族もより良い毎日を過ごせるよう、一緒に考えましょう」。より早く、より詳細で、患者の負担が少ない診断をめざし、10月から高速16列マルチスライスCTが導入された。
脳神経外科専門医の院長は、頭痛やしびれ、めまいの治療にも精通。認知症予防の観点から生活習慣病治療にも力を入れる。「高血圧・糖尿病・脂質異常症がある方は、ご相談を」
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