2017(平成29)年中に発生した大和市内の交通事故件数が16年ぶりに増加した。負傷者も4年ぶりに1000人を超えた。
事故件数は922件で前年対比138件増。3月までは前年比マイナスで推移していたが、4月以降増加に転じ、7月はひと月で100件を超えた(102件・前年40件増)。負傷者数は1045人で対前年142人増となったが、重症者の数は減少した(33人・対前年9人減)。死亡事故は2件だった。
昨年は神奈川県内でも交通事故件数が2000(平成12)年以来、17年ぶりに増加(対前年1448件増)に転じており、大和署も同様の傾向だった。
近年増加傾向にある高齢者の市内事故件数も260件で昨年から10件増えた。
被害2億円超振り込め詐欺
一方で犯罪件数は1990件で前年比374件減と大幅に減少した。特に自転車・オートバイの盗難が215件減少。一方で、空き巣や閉店後の店舗を狙った出店荒らしが大幅に増えた。
相変わらず増加傾向なのが振り込め詐欺。昨年も150件の詐欺犯罪のうち132件が振り込め詐欺で市内での被害総額は過去最高の2億円を超えた。
手口として増えているのがキャッシュカード受け取り型。キャッシュカードが不正に使われている、と警察や有名デパート職員を装いカードを騙し取る方法。
今年に入ってからも、すでに1月だけで11件発生している。大和署では「電話で現金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑い、まずは警察に相談を」と注意を呼び掛けている。
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