大和市文化創造拠点シリウスが1月21日、2016年11月の開館から3年と80日で累計来館者数1000万人を達成した。おしゃべりもできる「居場所」というコンセプトが市内外から受け入れられ、3年連続で年間300万人以上の来館者を記録している。
記念すべき1000万人目の来場者となったのは、市内草柳在住の早稲塚永華さん(33)、華ちゃん(5)、桃ちゃん(3)親子。午後2時32分。親子が万歳をしながら入口でテープを切ると、スタッフがクラッカーを鳴らし祝福。続いて、入口横の舞台で大木哲市長と一緒にくす玉を割り、来館者からの拍手に包まれた。
幼稚園の帰りに寄ったという永華さんは「1千万人目と聞き驚いた。シリウスは開館から来ていて生活の一部。子どもが絵本を読むのが好きで、多くの本を借りている」と話した。親子には、公演鑑賞チケットなどの記念品が贈られた。
大木市長は「3年2カ月という短期間に1千万人を達成するとは、開館前は想像できなかった。日本一の記録で、市民にとっても大きな自信につながる。昨年12月末までに、584件の行政視察があり、うち16件はシンガポールや台湾など海外。世界的に注目を集める施設になっている」と話した。
1日に記念イベント
累計来館者1千万人を祝し、市では記念イベントを2月1日(土)に開催する。式典や、「歴史資料はこう読む」をテーマにした本郷和人東京大学教授の講演がある。大和東高校、市立光丘中学校吹奏楽部による演奏も。
午後1時開場、入場無料。申込不要。(問)市図書・学び交流課【電話】046・259・6105
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