神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2020年1月24日 エリアトップへ

大和市 認知症相談の「灯台」に 窓口開設、専用電話も

社会

公開:2020年1月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
灯台の看板が設置された窓口
灯台の看板が設置された窓口

 大和市は1月6日、認知症に関する総合相談窓口「認知症灯台」を市保健福祉センター4階に設置した。電話やセンター窓口で相談を受け付け、「どこに相談すればよいかわからない」悩みや疑問にも広く応じる。

 認知症に関する相談は、高齢者の総合相談窓口である市内各地区の地域包括センターでも行っている。しかし、「どこに相談すればよいかわからない」「相談すべき内容か迷う」と相談に至らないケースもあった。市では「認知症については、まずここを頼りにする」ことを目的に、市庁舎内に「認知症灯台」という名称で窓口を開設。悩みを丁寧にヒアリングし、必要に応じて関係機関につなぎ、医療機関を案内したりもする。

 相談は市高齢福祉課認知症施策推進係が平日午前8時30分から午後5時15分まで、直接窓口に来る場合も予約不要で対応する。専用回線【電話】046・260・5641

「早めの相談を」

 6日の「灯台」開設から21日までに、24件(窓口8件、電話16件)の相談が寄せられている。認知症者の介護を行う家族からの「気持ちを整理したい」といった相談や、「自分のもの忘れが気になる。もしかしたら認知症かもしれないので不安」といった本人からの電話もあるという。

 「症状が進行してしまってから実態が明らかになる、ということを防ぎたい。不安なことを早めに関係機関に相談してもらうために、より分かりやすく、気軽に相談できる環境を整える必要があった」と市高齢福祉課は話す。

「1万人時代」へ

 市の認知症者数は昨年4月の推計で約9500人。2025年には1万800人に増加すると予測されている。

 市は、2016年9月に「認知症1万人時代に備えるまち やまと」を宣言し、これまで様々な施策を積極的に進めている。17年には、徘徊時の鉄道事故などの賠償を保険でカバーする全国初の「はいかい高齢者個人賠償責任保険事業」を開始。GPS端末と専用シューズを用いた位置確認サービスや、認知機能検査も実施している。
 

大和版のトップニュース最新6

事業選択し大和を前へ

古谷田力市長インタビュー

事業選択し大和を前へ

「花博」好機に経済活性も

5月3日

75歳で歌手デビュー

福田在住保田さん

75歳で歌手デビュー

「夢が叶って良かった」

5月3日

新規就農者を支援

大和市

新規就農者を支援

担い手不足・離農に対策

4月26日

5年ぶりパレード復活

大和市民まつり

5年ぶりパレード復活

総勢1700人が参加

4月26日

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook