神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2021年7月23日 エリアトップへ

熱中症 「水分補給・冷房活用を」 中央林間病院・山本医師に聞く

経済

公開:2021年7月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
「ご高齢の方は喉の渇きを感じにくいので特に注意を」
「ご高齢の方は喉の渇きを感じにくいので特に注意を」

 関東地方が梅雨明けした7月16日の前後から、最高気温が30度を超える猛暑日が増えてきた。コロナ禍で迎える2度目の夏。気をつけたいのが熱中症。そこで救急患者を受け入れる二次救急医療機関の中央林間病院・山本晃平内科医に熱中症の対策法について話を聞いた。

 山本医師は「毎年、梅雨明け以降に増える傾向がある」と話す。

 熱中症の症状は発熱や倦怠感、めまい、動悸、ふらつきなど。普段と同じ生活をしていても、猛暑の影響で外出先で座り込んでしまったり、室内で冷房をつけずに「蒸し風呂状態」で倒れてしまうなど、突然発症する可能性がある。また若者でもマラソンなどのスポーツ中に発症してしまう恐れがあるという。

 対策としては「意識的な水分補給が大切」とし、「散歩する際にはペットボトル1本を持ち歩き、その間に飲み切るぐらいでも問題ない」という。目安としては「30分に1回は紙コップ1杯分の水を飲む意識でいると良い」と促す。

 また「高齢になると特に体温調整の機能がにぶくなり、暑さを感じにくくなる」といい、室内にいる場合は必ず冷房を利用するよう呼びかける。「お子さんが同居している場合は、冷房を入れてあげるなど、家族がサポートするようにしてください」。

搬送者数前年より増加傾向

 大和市消防本部によると、今年の熱中症搬送件数は、5月が3件、6月が6件。前年の同時期までと比較して5件だったのに比べ、増加傾向にある。また、9人のうち65歳以上の高齢者が5人で半数以上を占めている。
 

大和版のトップニュース最新6

事業選択し大和を前へ

古谷田力市長インタビュー

事業選択し大和を前へ

「花博」好機に経済活性も

5月3日

75歳で歌手デビュー

福田在住保田さん

75歳で歌手デビュー

「夢が叶って良かった」

5月3日

新規就農者を支援

大和市

新規就農者を支援

担い手不足・離農に対策

4月26日

5年ぶりパレード復活

大和市民まつり

5年ぶりパレード復活

総勢1700人が参加

4月26日

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook