アリーナつきみ野SCに所属する平井瑞希さん(15)が 10月11日、大和市役所を訪れ、大木哲市長に夏に出場した「第8回世界ジュニア水泳選手権大会」で、女子100mバタフライと400mメドレーリレーで2冠を達成したことを報告した。
100mバタフライの記録は59秒53。平井さんは大会を振り返り「目標としていたインターCには届かなかった」と悔しそうな表情を浮かべたものの「世界を舞台に戦えて、優勝できたことは嬉しい」と喜びを語った。
インターCは日本水泳連盟が制定する強化基準のこと。
平井さんは愛知県出身で4歳から水泳を始めた。小学校3年生で初めて全国大会に出場、2019年に出場した「全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」では女子50mバタフライで大会新記録を樹立している。
世界で戦える選手を目指し、高校進学を機に愛知県から大和市に両親と妹2人で移住。現在は日本大学藤沢高等学校に在学する。
アリーナつきみ野SCに移籍後、練習時間が増えたこともあり持久力やストロークが格段に強くなったという。
移籍前に1分0秒018だったベストタイムも、4月に横浜市で開かれた「日本選手権水泳競技大会」で59秒31と更新し成長が著しい。
目下の目標は2023年4月に行われる「世界選手権福岡大会」の代表選考会を兼ねた大会でシニアのA代表入りをすること。「パリオリンピックには絶対に行きたい」と同じクラブに所属する2020年東京オリンピック競泳男子200mバタフライ銀メダリストの本多灯選手に続く勢いを見せる。
大木市長は「世界一は本当にすごい。大和市にとっても名誉なこと。健康にはくれぐれも気を付けて、この先も頑張って下さい」と称賛の言葉を送った。
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