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大和版 公開:2024年3月22日 エリアトップへ

生養山薬王院信法寺 「無量寿殿」を建立 市内最古の仏像まつる

社会

公開:2024年3月22日

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阿弥陀如来立像の前で利用を呼びかける大谷住職
阿弥陀如来立像の前で利用を呼びかける大谷住職

 市内上和田の浄土宗・生養山薬王院信法寺(大谷慈通住職)がこのほど、市指定重要有形文化財「木造阿弥陀如来立像」を本尊としてまつる阿弥陀堂「無量寿殿(むりょうじゅでん)」を建立した。阿弥陀如来立像は市内最古の仏像とされ、無量寿殿は地域交流の場としても提供する。

 市文化振興課によると「木造阿弥陀如来立像」は2004年7月に市指定重要有形文化財に登録された。室町時代前半の作品、寄木造、玉眼で、市内では最も歴史のある仏像とされている。

 従来は本堂の脇でまつっていたため人目に付きにくかったが、無量寿殿の建立で拝観がしやすくなったという。3月3日に新築の落成を祝う「落慶式(らっけいしき)」、19日に周辺の道路工事を終えた。施錠時にも見やすいようにと、扉はガラス張りで造られている。

 大谷住職は「本尊としておまつりできるお堂ができたのをうれしく思う」と話していた。

地域交流の場にも

 大谷住職によると、信法寺は開創400年以上の歴史を持ち「お寺がもっと身近な存在になってほしい」と、昨年10月に本堂で初めてクラシックコンサートを開催した。その思いから、無量寿殿では拝観や葬儀を執り行う以外にも、「地域交流の場として利用してもらいたい」という。

 利用は要予約制で、利用は原則無料(水道光熱費などがかかる場合あり)。日時は応相談。

 大谷住職は「利用は随時受け付けていく。自治会館のような使い方をイメージしてもらえたら」と呼びかけている。

 無量寿殿に関する問い合わせは信法寺【電話】046・267・5002(電話受付は午前9時〜午後4時)へ。

無量寿殿の外観
無量寿殿の外観

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