コスプレイベント「小田原写真館」を企画 正井 求さん 市内城山在住 31歳
いざ、小田原コスプレの陣
○…「城址公園は目隠しをしても歩ける」。幼い頃からの遊び場で、誰よりも小田原城に詳しいと自負する。そんな馴染みの場所へ、毎月100人以上の人を集め、コスプレイベントを運営する張本人。重厚な常盤木門や銅門を背に撮影した写真の数々は、アニメに描かれたファンタジックな世界から飛び出してきたかのようだ。
○…運営は赤字だが、「みんなに楽しんでもらえるのが唯一の報酬」と目を輝かせる。自身は衣装をまとわないが、手の込んだ手作りのコスチュームや、撮影を楽しむ参加者を見るのが好きだという。一番人気は「戦国BASARA」。5年前に始めた当初は小田原市民会館の中だけでの撮影だったが、昨年から小田原城址公園が撮影場所として使用できるようになった。開催も2カ月に1回から毎月1回に増やし、最近は報徳二宮神社の境内でも撮影が行われている。「小田原城周辺は四季折々風景が変わって面白い」と、都内や県外からの参加者も多いという。
○…大学の研究員として、植物から生成される物質の研究をする。アニメや漫画に興味を持ったのはお兄さんの影響で、兄弟が集まると作品の解釈をめぐって盛り上がるという。タイムボカンシリーズが好きで、2000年からコミックマーケットを小田原で開催していた。「自分では描けないから、みんなに描いてもらおう」と、そのときも裏方に徹した。
○…運営を専門とする例外的な「マニア」。きっかけは、伊勢治書店で手に取った1冊のノートだった。訪れた人が思いを綴る手書きのノート。「イベントをやりたい人がいることを知り、小田原に人を集めてみたいと思った」と振り返る。都内では盛んなコスプレだが、小田原では前人未到。成功する保証はない。それでもやりたいと思ったのは「理屈抜きに小田原人だから」。深い信念と奇抜な企画力の持ち主が愛する「庭」は、笑顔で溢れている。
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