小田原版 掲載号:2013年4月27日号
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新体制の小田原市消防本部の消防長を務める 鈴木 元(はじめ)さん 市内久野在住 59歳

365日、防災に全力

 ○…足柄消防組合との統合で3月31日に開所した新体制の小田原市消防本部。352人と大幅に増えた消防職員と共に住民の安全を守る舵取り役を務める。「広域化になろうと、これまで同様『人命』を守る意識は変わらない」と言い切る。これからその成果が問われることになるだけに、「身が引き締まる思い」と背筋を伸ばした。

 ○…広域化に伴い広がった管轄エリア。統合前には、新たに加わるエリアに足を運び、その場、その場で消防・救急のシミュレーションを頭の中で繰り広げた。時に、町の成り立ちや過去の災害までも調べ上げ、準備を進めてきた。「小田原市消防と足柄消防組合の職員が融和をはかることが第一。地形や水源の場所など、その土地ごとの特徴を徹底的に覚えてもらい、1日でも早く、誰がどのエリアを担当しても大丈夫なようになってもらえれば」と、共に働く職員にも期待を寄せる。

 ○…手帳、小銭、携帯電話、テレホンカード、懐中電灯などを常に持参。危機意識の高さを感じさせるが、それ以上に高いのが消防士としての志し。「365日、いつでも消防職員であることを意識している」という言葉通り、いつ起こるかわからない緊急事態に備える。いつの頃からか酒も断った。たまの休みに訪れるデパートや旅行先でも「もし今、災害が起こったら…」と常に最悪のケースを想像すると無意識に避難経路を考えているというほど。『消防職』が身に沁み込み、生活のすべてが仕事に結びついている。

 ○…18歳の時に消防士を志し、消防一筋の叩き上げ。「地域住民の協力なくして防災や安全はない」。職員はもちろん、消防団や自主防災組織、家族など、自身を取り巻く人々への感謝を忘れることはない。「特にこの仕事を理解し、食事、体調など、すべてにおいて気遣ってくれる妻には頭が上がらない」と話した顔からは少し笑顔がこぼれた。
 

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