6月1日付けでNPO法人小田原ガイド協会の会長に就任した 堀池 衡太郎(こうたろう)さん 市内早川在住 71歳
夢を持った一歩を
○…発足20年目を迎えたガイド協会。小田原駅や城周辺で、緑のベストに紺の帽子姿のガイド員は目に親しい。生涯学習を目的に入会して、はや8年。毎回のガイドが今なお「発見だらけ!」とほほ笑む長身の美丈夫は、かつて悪がき時代に飛び回った故郷を、「誇れる発信の場」に変えて、今日も小田原を歩く。
○…旧職安通りで写真屋を営む父と教員の母のもと、”優秀な”姉2人と弟の4人兄妹で育つ。「教師の息子」のレッテルを嫌い、ずいぶんやんちゃな少年時代だった。お城の南堀は「釣り堀」で、当時建築中の小田原漁港では、生まれたままの姿で手足を伸ばし泳ぎまくった。小学校では、左利き矯正のため物差しで手を叩かれる苦痛に反発し、”出席拒否”。授業は教室の外で聞いていた。教師に九九の暗唱を命じられて成果を披露、鼻を明かしたこともある。今でも時計は右腕に巻いている。
○…そんな少年を成長させたのは、高校での野球生活。厳しい上下関係と練習に耐え1年生でレギュラー入り、3年で副主将を務めた。県の春季大会で準々決勝に進んだことで注目を浴び、3年時には読売ジャイアンツのウィンターミーティングに参加。しかしプロを目指しボールを握るライバルの意気込みと己を比べ、潔く身を引く。「いま思えば天狗になっていたんだね」。穏やかな目で当時を振り返る。野球に別れを告げ大学に進学、卒業後は繊維メーカーに勤め、36歳でアパレル会社を立ち上げた。
○…二十歳の会が、もう20年続けられるような組織作りを心がける。それには「頭の中は常に白紙で。守りの姿勢ではなく、夢を持った1歩を」―。初心者マークのガイド仲間には、情報を詰め込むよりも、もう一度来たいと思わせるような案内を、と伝えている。”好きこそ最大の武器”。そんな言葉が浮かんだ。「パンや肉まんが絶品」と目尻を下げる妻の手料理をはじめ、イタ飯や中華を愛する健啖家。
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神奈川県警察官友の会社会全体の犯罪防止や治安維持に寄与し、民間の力を合わせて警察官を支援 |
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