戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュース政治

公開日:2023.11.18

真鶴町長選
小林氏が初当選
「まずマイナスをゼロに」

  • 当選を喜ぶ小林氏(11月12日、選挙事務所で)

 前町長のリコール(解職請求)成立にともなう真鶴町長選挙が11月12日に投開票され、前横須賀市議で新人の小林伸行氏(48)が当選した。

 今回の選挙では新人5人が立候補。小林氏は混乱した町政の正常化に加え、「水道料金の値下げ」「地域商品券発行」などの町民サービスを訴えた。移住約1カ月で当選を果たした。

 当選確実となった小林氏は午後10時ごろに支援者らの前に現れ、「今回の選挙は真鶴の分かれ道だったと思う。派閥やしがらみ、分断を超え、みんなの町長になりたい。まずはマイナスをゼロに戻すことが先。町議会議員、職員とも対話し、仕事を整理してから取りかかりたい」と語った。

 次点で落選した元町職員・細田政広氏(64)は、「これまで地元の人たちが町長になってきたことから、新しい風を求めていた町民が多かったのではないか。小林氏には公約を果たしてほしい」と語った。投票率62・16%(有権者数6083人、投票者数3781人)で前回町長選(2021年12月・62・20%)とほぼ同水準だった。

 同日行われた町議会議員補欠選挙では、歯科医師で新人の山崎佳奈氏(54)が当選した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS