民生委員の質的向上を目指し、谷本地区民生児童委員協議会(矢野宣子会長)は12月16日、「楽しくてためになる悪質商法被害未然防止講座」を行った。同地区では初めての開催。
当日は横浜市消費生活応援隊の鶴岡玲子さんを講師に迎え、同協議会の民生委員27人が受講した。主に独居高齢者を狙った悪質商法や詐欺の手口について、クイズや紙芝居形式で解説され、参加者は熱心に聞き入っていた。
鶴岡さんは電話勧誘販売やさお竹販売、訪問購入など、横浜市内で実際に起こったさまざまな事例を紹介。その上で「話し相手がいないため、あやしい電話でも話を聞いてしまう」、「外出せず家にこもりがちなので電話に出やすい」と独居高齢者が狙われやすい理由を解説し、民生委員による訪問の大切さを訴えた。
矢野会長は「身に覚えのある内容が多く、気をつけないといけないと感じた。講座で学んだことを訪問先の高齢者に伝えていきたい」と話した。
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