全国高校生トライアスロン大会が東京都で9月11日に行われ、桐蔭学園高校=鉄町=3年の石関玲於(れお)選手(18)が準優勝に輝いた。1位と18秒差の1時間1分27秒で「すごく嬉しい。びっくりするほど、どの種目も全力で走れた」と石関選手は語る。
同大会では、五輪などで採用される距離の半分にあたる水泳750m、自転車20Km、ランニング(ラン)5Kmのタイムを全国の高校生が競った。水泳を終えた時点で、トップを走る第1集団にくい込んだ石関選手は「水から上がると、まだバイクがたくさん並んでいたので、上位にいると把握できた。それで最後まで諦めない気持ちでいけた」という。その後、自転車で順位を上げて3位、ランでは目標にしていた選手を追い抜き、2位でゴールした。
高1のときに19歳以下の日本トライアスロン協会強化指定選手に選ばれ、今年4月から東京ヴェルディトライアスロンチームの選手として練習を積んでいる石関選手。大会前に行われた合宿で自転車を中心に長距離のトレーニングを積んだことで、最後のランに入る際も、ゼロからスタートした時と同じような感覚で走れたという。
9月25日には新潟で開催された「NTT ASTCトライアスロンアジアカップ」に今大会最年少で出場。水泳1・5Km、自転車40Km、ラン10Kmの計51・5Kmを競い、22位に入っている。
「今後はさらに水泳を強化し、来年の大会で好成績をつかみ、国際大会での日本代表入りを目指したい」と目標を語った。
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