緑区版 掲載号:2017年5月18日号

鴨居駅周辺まちづくり研究会の代表に就任した

藤村 勝典さん

白山在住 65歳

自由な気風を次世代へ

 ○…鴨居駅周辺で開設以来700回以上の清掃活動や、駅周辺でコンサートの開催を40回以上行う団体「鴨居駅周辺まちづくり研究会」の代表として選任され、4月20日から重責を担う。3月には国土交通省大臣表彰として「手づくり郷土賞(一般部門)」も受賞。約20年の歴史を誇る研究会代表の3代目として「次世代の育成に取り組みたい」と抱負を語る。

 ○…音響関係の会社を20年以上勤めあげたのち、定年後の活動としてまちづくり研究会に参加した。きっかけはある講座で出会った女性からの「鴨居駅で活動している団体がある」という紹介だった。「最初は冷やかしのつもりで入ったんですけどね」と笑うが、「できるひとが、できるときに、できることを」という基本理念に共感し、活動を続けてきた。留用として中国で生を受けた生い立ちを綴った「渇望郷」という本も自費出版で発行するなど、自由に定年退職後の生活を過ごす。「体力のあるうちに、できることをしていきたい」

 ○…小学生から大阪で過ごしてきたが、結婚をした30歳のころ転勤となり、横浜・緑区へと移り住んだ。料理の味つけなどで関西を懐かしむことも多いが、妻と2人の娘や孫娘と過ごしてきた約30年、「やっぱり都会で便利。戻る予定はありません」。「ただ、兄弟の子どもも女の子ばかりなので、お酒を飲む相手がほしいかな」と好きなビールを思い描きながら目尻を下げる。現在は研究会のメンバーが持ち寄る珍しい日本酒が楽しみになっている。

 ○…定年後、ホノルルマラソンや東京マラソンに出場した経験があり、月に50〜60Kmほど走り込みを続けているという。趣味の模型作りも身体が動けなくなるまでとっておきたいと笑う。今後は来年で20周年を迎える研究会の準備を進めつつ、これから定年を迎える人たちの受け皿になりたいと語る。「気軽に参加できる研究会をこれからも広めていきたいですね」

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