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内視鏡で原因の究明 「動物の負担を減らす」
下痢や血便を繰り返す、嘔吐が続くなど『悪化はしないけど、良くならない』という時は、人間同様、動物も内視鏡での詳細な検査が必要だ。動物の内視鏡検査について、こどもの国動物病院の土田直人院長に話を聞いた。
「内視鏡検査は、お腹を切らずに原因の究明ができるので、動物の負担軽減につながります」と土田院長。 例えば『お腹の調子が悪い』という時は、腫瘍や胃腸炎、異物を飲み込んだなど、様々な原因が考えられる。レントゲンや血液検査で判断できない時は、内視鏡で組織を採取し、病理検査を行う。「症状の原因を探り、適切な処置を行うことが大切」だという。
異物を取り除くことも
異物を飲み込んだ可能性があるときは、内視鏡で確認を行う。ビニールや串、果物の種など、開腹手術をせずに内視鏡で取り除ける場合もある。「動物負担を考え、極力切らない処置を心掛けます」と同院。
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