「楽しませる」が秘訣 第7回 元NHK報道局・チーフカメラマン
堀川(以下「堀」)―健康の秘訣はなんでしょうか。
粟飯原(以下「粟」)―悩まないことです。いかに毎日を楽しくするか。人を喜ばせようと気遣うことが大切だと感じています。私にとってゴルフをしている時は至福の時間。透き通った朝の空気の中にいると、その日の予定が順序立てて浮かんでくる。周りの人とのおしゃべりも重要。そうしたことが健康につながっています。あと、朝、目が覚めたらパッと動きだします。寝てるのがもったいない!という気持ちになって。
堀―粟飯原さんはいつまでもお若いですね。
粟―元気な理由は2つ。一つは放送局カメラマンだったことです。4キロのカメラを持って走り回っていたら自然と体力が付いた。もう一つは家内が作る朝サラダです。丼ぶりから溢れるばかりの野菜と、手作りドレッシングのおかげでいつも気分爽快です。
堀―定年後に今の会社を立ち上げたきっかけは?
粟―自分にとってカメラマンは素晴らしい職業だった。だから定年後に何が出来るか考えた時、育成に携わろうと思ったんです。
堀―なるほど。ではカメラの楽しみ方は?
粟―青葉区には桜並木や街路樹といった、良い場所がたくさんある。でも意外と写真を撮っている人は少ないんですよね。そういうところを撮るのは楽しいですね。いつか「青葉・街路樹展」も企画してみたいと思っています。
堀―今後の展望は?
粟―地域の人も含めて映像表現をする人に、私の持っているものを伝えていきたい。それで私も幸せになる。青葉区は元気で楽しい人たちが鈴なりになっているのが良いですね。人生100歳のプラン作り、今でしょ!という気持ちです。
|
|
|
|
横浜文化賞に藤竜也さん、崎陽軒・野並会長ら5人9月20日 |
|