桐蔭学園高校=鉄町=柔道部2年の石郷岡(いしごうおか)秀征(ひでゆき)選手(17)が4月12日、全日本カデ柔道体重別選手権大会の男子66キロ級で優勝。8月にボスニアヘルツェゴビナで行われる、世界カデ柔道選手権大会の日本代表に同校男子で初めて選ばれた。
66キロ級では12人がトーナメントを戦い、石郷岡選手は3試合を勝ち抜いた。「減量もあり本調子ではなかったが、最後まで集中力が持続した」と振り返る。「体力がずば抜けていて体幹が強い。優勝を機にまだまだ成長できる」。高松正裕監督(33)は太鼓判を押す。指導のポイントに「動きが固くならないよう力を抜くこと」を挙げる。
17歳以下が出場条件のカデは、今年が最後のチャンス。「『最後は気持ち』という高松先生の言葉を胸に、万全の状態で世界に挑みたい」と優勝を誓う。
同部OBで、世界柔道銅メダリストの高松監督はアテネ五輪に出場しており、石郷岡選手は小1のときテレビで見て、柔道への憧れを抱いたという。「高松先生のようにインターハイで優勝して、シニア、五輪に出たい」。文武両道を掲げ、さらに上の舞台を目指す。
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